講義1.8 「コンセプチュアル思考」と「コンセプチュアル・スキル」の違い
「コンセプチュアル・スキル」と「コンセプチュアル思考」の違いは何か───それはマネジメント技能の観点からながめるか、思考法の観点からながめるかの違いによる
講義2.2.4【付録】概念を図化する表現技法
概念を図化する表現技法を拙著『スキルペディア』にまとめました。 その紙面を少し紹介しておきます。
講義2.2【演習】「創造性」を類型化してみよう
「モデル化」の力を養うために、あるものごとを類型化して、それを1つの図に表す演習をやってみましょう。抽象度の高い概念ほど、どう分類し、図にできるかで、その人のコンセプチュアル思考力が試されます。 ここでは、「創造性」を題材にします。...
講義2.2.4【演習】名言を咀嚼して図化する
一般的に、情報をビジュアル化するというと、データ(数値情報)を図にする――例えば、企業の経営指標となる諸数値をインパクトのある形でグラフ化して見せる――ことであったり、ある企業のビジネスモデルはこのような形であると、サービスやお金の流れをフロー図にして見せることだったりしま...
講義2.4.1 コンセプトの精錬法[6]~喩え
物事のとらえ方を精錬する方法を6つに分けて紹介しています。きょうはその6番目―――「喩え」です。 ◆少女につかみ取った美しさを「蛭の脣」に喩える 本講義で何度も触れてきたように、「コンセプチュアル思考」でいう「コンセプト」とは、物事の本質をつかむこと、そしてそのつかんだ内...
講義2.4.1 コンセプトの精錬法[5]~研ぎ澄まし
コンセプトを精錬する方法を6つに分けて紹介しています。きょうはその5番目―――「研ぎ澄まし」です。 ◆5-a)エッジを立てる 広告やメーカーの世界では、コンセプトという語を「一連の広告キャンペーンのコンセプトは」とか「ある自動車メーカーがコンセプトカーを出展し」などという...
講義2.4.1 コンセプトの精錬法[4]~置き換え
物事のとらえ方を精錬する方法を6つに分けて紹介しています。きょうはその4番目―――「置き換え」です。 ◆4-a)土俵を変える 考えようとする対象の置き場所・置き方を変えてみることで、何か違ったものが見えてきたり、新しい概念へと発展したりすることがあります。...
講義2.4.1 コンセプトの精錬法[3]~ものさし変更
コンセプトを研ぎ澄ませる方法を6つに分けて紹介しています。きょうはその3番目―――「ものさし変更」です。 ◆3-a)目盛りを変える 私たちが物事を見るとき、そこにはたいてい価値を測ろうとする意識がはたらいています。例えば「それは損か得か」「AとBはどちらの価値が高いか低い...
講義2.4.1 コンセプトの精錬法[2]~視点の移動・創出
コンセプトを研ぎ澄ませる方法を6つに分けて紹介しています。きょうはその2番目―――「視点の移動・創出」です。 ◆2-a)見る位置を変える 物事を見る位置を変えることは、コンセプチュアル思考を鍛えるうえでもっとも基本的な作業です。...
講義2.4.1 コンセプトの精錬法[1]~結合・分離
このウェブ講義では、「コンセプチュアル思考」における5つの基本スキルを順次解説しています。今回から数回にわたって、その4番目のスキルである「精錬」についてみていきます。 私たちは往々にして、自分のなかにいったん取り込んだコンセプト(本講義では、コンセプトを字義的に「内に取り...