講義2.2.4【演習】名言を咀嚼して図化する

一般的に、情報をビジュアル化するというと、データ(数値情報)を図にする――例えば、企業の経営指標となる諸数値をインパクトのある形でグラフ化して見せる――ことであったり、ある企業のビジネスモデルはこのような形であると、サービスやお金の流れをフロー図にして見せることだったりします。 そうした図よりも、もっと、概念・本質の表現化に迫っていくのが「コンセプチュアル思考」のモデル化です。 例えば、次の言葉を図化してみましょう―――? 「私たちは仕事によって、望むものを手に入れるのではなく、 仕事をしていくなかで、何を望むべきかを学んでいく」。 ───ジョシュア・ハルバースタム 『仕事と幸福そして人生について』 こうした含蓄のある名言を図に表わす演習が「コンセプチュアル思考」的な訓練です。これをお読みのあなたも、いったんここで画面から目を離し、自分ならこの言葉をどう図化するかをやってみてください。 ・・・・・・ もちろんこの問いに唯一の正解はありません。第一に、この言葉をどう、そしてどんな深さで咀嚼するか。第二に、咀嚼したものをどう図に描くか。「コンセプチュアル思考」のモデル化の演習でもかなり難度の高いものになります。 では、私が描いた図を下に紹介します。 ◆働くことの先にある目的は何か? ハルバースタムは、米・コロンビア大学で哲学の教鞭を執る人物だけあって、彼から発せられたこの言葉は実に味わい深い表現です。 2つの仕事観を並べて描きました。1つめの仕事観Xは、「望むものを手に入れる」ことを目的にする考え方です。洋服、バッグ、腕時計、料理、家、クルマ、レジャー、ステータス、成功者の雰囲

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