

みんなのコンセプチュアルワーク #160728~思考テーマ:提供価値宣言
このページは、「コンセプチュアル思考」ワークショップを受講の方々が創造した答案を紹介するものです。 今回のワークショップは、仕事・キャリアに対して、意味や価値軸を考えることを中心テーマとしました。「なぜ働くのか?」という自問は大事ですが、こうして漠然と問うてみても、漠然としか考えられません。そのために、「コンセプチュアル思考」では、さまざまに切り口を入れた問いを行ないます。 その一つが『私の提供価値宣言』と名づけたワークです。ワークシートは次のような記載になっています。 私は仕事を通し
「 」を売っています。 さて、あなたはこの空欄に何という言葉を入れるでしょう。 自分は自動車メーカーに勤めているから、
『私は 「クルマ」 を売っています』 自分は介護事業会社に勤めているから
『私は 「介護サービス」 を売っています』 というような答えを求めているわけではありません。この空欄には、自分が仕事を通じて提供したい「価値」を書いてほしいのです。なぜなら、私たち一人一人の働き手は、目に見えるものとして具体的な商品やサービスを売ってい


みんなのコンセプチュアルワーク #160713~思考テーマ:枠を外す
このページは、「コンセプチュアル思考」ワークショップを受講の方々が創造した答案を紹介するものです。 今回のワークショップは、物事のとらえ方をしなやかにする方法について学んでいます。「コンセプチュアル思考」では、下図のように大きく6つの種類で分けて考えています。その中で、最もシンプルでありながら、最も強力な発想法なのが、「1-a:掛け合わせる」です。 独創的な発想は、ときに異種の掛け合わせから生じます。例えば、「イチゴ大福」とか「回転寿司」がそうです。この発想はどうしたら生まれるのでしょうか───? それは論理的手順によって生まれるというより、“セレンディピティ”的な偶発の作用によることが多いのではないでしょうか(論理が不要ということではありません。論理は前提として、手段として不可欠なものです)。その偶発の作用を呼び込むために重要なものが「発想を生むレディネス(readiness)=意識・能力の準備状態」です。 この「レディネス」を鍛えるために、今回行なったワークが『ポット・マジック・アイディエーション(ポットの魔法によるアイデア発想)』。ランダム